10月の中頃、近鉄永和駅近く、東大阪市立永和図書館前を道路を挟み通いなれた喫茶ルームレスポワールがある。昭和初期に建てられてのだろう。
木材をふんだんに使った落ち着いた飴茶色の色調は時を経てより一層深みを増し、シックな雰囲気が好きで時々、立ち寄ることがある。
永和駅のホームから階段を下りて改札口のすぐ横に金属製の黒の縦型ボックスがひっそりと立っていることに気づいた。
珍しい物好きの私は何だろうと近づくと男女の若者が、ボックスに向かいスマホを差し込もうとしている。
「あらっ!これはなに?」
「スマホの充電器ですよ」若者が教えてくれた。
その日は、司法事務所に行く用があり、急いでいたのでスマホの充電を終えず飛び出し、空き容量が少ない事を気になっていたので便利なものが設置されたのだなと感心して教えてもらうことにした。
二人は丁寧に説明をしながら進めてくれる。充電が終わりお金を払う段になってクレジット番号を入力するように言われたが、文字を囲むところが小さくて見えづらい年齢なので二人にお願いすると「僕たちで良かったけれど誰にでも簡単に教えてはいけませんよ」二人はかわるがわるに私に注意を与え、充電器の注意すべきことを教えてくれた。
女性は足立さんと言い男性の苗字も教えてくれたのだが記憶にとどめることのできない年齢の私です。でも男性は奈良近畿大学の学生だといった言葉が残り昔、妹と弟が小学生の頃、近大付属小学校に通学していたことを思い出し、親近感を覚えた。
やっぱり!近畿大学の学生さんたちはイケてるよ❣
有難うございました。 優しい若者たち…四つの幸せ 続く…