初夏だった。近鉄瓢箪山駅からエスカレーターを降りて道路に出ると珍しく人影がなく青空の明るさに眼がくらむようなスポットが出来た空間に一人の背の高い男性が私を見つけてくださったのでしょうか。
にっこり微笑み「こんにちは」と声をかけてくれました。
とっても素敵な男性なので、どなただろうかと思案しましたが、わからなくて失礼になってはいけないし、でも言葉が出てこない。
初夏の光は、青年の表情はいたずらっぽい陰影を照らしている。
「私はリーシャンのマスターです」私は、思わず、吹き出してしまった。
私の大好きな中華料理店リーシャンのマスターになんと失礼なことを( ^ω^ )・・・リーシャンの素敵なお料理を作ってくださるマスターをわからないなんて。
謎は解けました。お店では大きなマスクを必ずつけて真っ白な上着に長めのエプロンの紐をきりっとしめた姿、それは厨房に立つ彼の真剣勝負のお衣装です。お店のカウンター内で幾度も鍋をのぞき込み味見をくりかえしながらお客様に満足していただく姿勢を貫いているのです。
味は濃くなくそれぞれの持ち味の違いを崩さない。
昼のランチの最初に出てくる大きめの皿の上には多種類の味付けの違う楽しいオードブルが、出てくるのも楽しみのひとつであり、他店には見受けられないリーシャンの特性です。
とても素敵で暖かな雰囲気を持つマスターの人柄とお料理の美味しさの人気でお客様のファンが多くお昼のランチは売り切れちゃいます。
マスターの奥様も背が高く素敵な方ですお子様はお二人だったかな?
お客様の注文をうけて細やかな気配りをされるウエイトレースさんも背が高いですね。きっとマスターの栄養素の詰まったお食事をされているのでしょう。
時々、ランチの数が売り切れてしまい、食べ損ねる私です。リーシャンのマスターに膨れっ面をして職場に戻る時がありますのでご注意くださいね。(笑)
2Fは団体客18名様まで余裕の畳部屋に黒のテープルと椅子のあるシックで落ち着いた雰囲気のお部屋です。様々な集いにお使いくださいませ。
ランチタイム11:30-14:00まで、
ナイトタイム17:00-22:30まで
<お休みは毎週月曜日>
マツダ写真機店にてプリント