Cafe Bar 神並(こうなみ)Live

神並GIGL弾き語り 昭和歌謡 2022年7月3日

高い天井はよしず張りを一面に貼り巡らし古民家?を改造したらしく音響設備もあり天井から吊り下げられた大きな扇風機がまわる。

壁は太い白と赤の棒線柄の布が貼られカウンターを挟み壁の棚には様々な形の酒瓶類が並べられている。

畳敷きの座敷は二聞に区切られ二台の卓椴台がおかれている。出演者のギター数本がケースに収められて大切なお客様のように立てかけられ出番を待つ。人の息づく狭い空間に男性たちと紅一点の女性、出番を待ちながら出演者の弾き語りに耳を傾ける。

演目が終わるとお決まりの掛け声をかけるのは仲間内の暖かさ。

遠くから集まって来た5組の新memberはそれぞれに個性的です。

トップにご出演の「こうてん」さんは地元石切を盛り上げようとCafe Bar神並に「こうてん」さん自前の音響機材を持ち込み第一日曜日に店を借りきって開催されている。こうてんさんは“定年後は保育士になる”夢を持ち在職中から勉強してみごと“オヤジ保育士”になられたスゴイ行動力のある人です。ちなみに実技はピアノを弾けないのでギターで合格したそうです。人間味のある暖かな方で皆さんに気配りされる姿は立派なまとめ役ですね。

「しょうじゅん」さん「現在、ダイエット中です」と言われ新たな弾き語りのできる場所を紹介された。今日は大きな声で歌うと言われたように、響き渡る声に迫力がある。

「Juke」さん女性のように高音が綺麗でセンテンスが短いのでとても分かりやすく楽しく響く。掻き鳴らすギターのテンポの速さと力強さ、子どものように愉しそうな表情に歌の区切りに左足をポーンと挙げるポーズ。ピンクレディの「ベツパ一警部」を唄いピンクレデイがTVにでると”TVの下からのぞいた・・・と。

彼は今、プロとして確立されているのかな?と思わされた。

「Nao & Macky」さん、韓国のフォークメロデイーで帆船が青い空と海で走る姿を男性の乾いた声と女性の柔らかな声が重なり男性と女性が織りなすハーモニーの広がりは聴く者にドラマチックに訴える。お二人と出会った縁で弾き語りの魅力に嵌まり彼らの追っかけになった私は、お二人に「探しているものは何ですか」井上陽水の楽曲にあったフレーズを思い起こさせ問う。

「ULIVOSSA」さんは賛肉のない躰、長い脚に赤いパンツが映えて穏やかなお顔に優しさが滲む。「洋服はもう一つの人格だよ」と教えてくれた京大出身臨床心理士A氏の言葉を思い出す。Bossa nova主旋律は軽さと突き放すような?モダンな雰囲気が漂う。歌い手はフランスの気障な男の象徴ではない。お酒落な伊達男?表現力を最も必要とする分野ですね。

「優(マサル)」さんは、堂々とした体躯に声の質は他者にはない恵まれたいい声をお持ちだ。羨ましい。大きな舞台でタキシードを身に付けてイタリァ歌曲を唄う姿を想像するだけでも・・・・。いつもはukurereを弾いていますが、この日はギターです。なんとギターを始めて数か月でこの腕前!!

「ジャック葛城」さん、世良公則 & ツイストのカバーをされている。

「DanDom」さんカラオケのDAMから命名。ギターで800曲伴奏してくれる人間カラオケです。

新川きよしさん、弾き話りを始めてまだ日が浅いそうですが、昭和歌謡を幅広くカバーされています。

夢多き壮年たちは夜空に幾重にも燦然と輝く音楽性と物語性の溶け合った「大人の童話」を紡ぎ、継ぐ素敵な旅を続けるでしょう。

なんと素敵な旅人たち! !

予告

  • 8月7日 ジャンルフリー Nao & Macky 出演予定
  • 9月4日 替え歌特選
  • 10月2日 スタンダップパフオーマン
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